積立投信はどうなのか

投稿者: | 2011年2月11日

積立投信はドルコスト平均効果があり、リスクの分散に向いていると言われています。
積立が長ければ長いほど、積立額が高ければ高いほどよいような説明が多いです。
ですが投信を探していると過去5年のリターンがマイナスのものも多く、ちゃんと理解しないと
いけないんじゃないかと思いました。
本当に投資信託は素晴らしいのか?ということで自分でも確認してみました。
対象は長期のものでインデックス型を探してみたところ設定10年以上の三井住友・日経225オープンにしてみました。(実際には買ったことないです)
まずはよくある図ですが、設定日から積み立てた場合の平均購入価額 vs 基準価額の推移です。

平均線が描かれるので積立時の購入価額はなだらかな線になります。これがいわゆるリスクの少ない価格で購入できていることを
指しているんだと思います。ちなみに赤い線が青い線より下にある場合、基準価額より安く購入できている状態になります。
じゃあ実際にどの程度の利益になっているのか、という本題になります。積立は毎月3万で設定しています。

 
赤字です・・・。損益は概ね基準価額の変動に伴う形になっています。
前半はなだらかですが後半激しくなっているのは所有口数が多いので影響を受けやすくなっているんだと思います。
1,2番目の図までだと積立でもあまり変わらないように感じてしまうので、利益率という観点で積立と一括購入を比べてみました。
一括購入ではある金額を設定日に購入したことにしています。

これによると積立のほうが良いパフォーマンスを示しています。主要な原因は単純に基準価額の大幅な低下です。
積立の場合は途中で起きていた基準価額上昇の影響で、利益率の低下がある程度まぬがれています。
結論(?)
・ 結局は基準価額に依存するため事前に市場が平均的に上昇するか下降するかの判断が必要(当たり前)
積立推奨する本・Webの場合この当然・かつ重要な点が抜けている事が多いように思います。
・ 積立期間(投資金額)が長いほど売却時のインパクトも大きい(これも当たり前)
結局は売却するときの価格 vs 投資額 のみが評価対象ですね
・ リスク(リターンも)平均化することができるのでやらない場合に比べるとたしかにリスク減少のメリットはありそう
自分の持っている投信のケースでも確認してみたいです。