テーマ株式投資のS株 Now!とFolio

簡単なテーマ株式投資ができるサービス

テーマ株式投資というのは、投資する対象のテーマを選ぶ投資です。
最近で言えば、「AI(人工知能)」だとか「自動運転」だとかテーマを
決めてテーマに対して投資をする方式です。

今回紹介するS株 Now!とFolioはどちらも、このテーマ投資を簡単に
できるサービスとして出ています。

簡単な紹介

投資したいテーマを決め、それを購入指示します。それに応じて
SBI証券(S株 Now!)やFolioが定めたテーマに則した銘柄を未単元株として購入します。

理解に必要な単元未満株の説明

未単元購入株の説明をします。株式の購入には1株から買うのではなく、
複数の株数が最小購入可能株数として設定されています。多くは100株です。

つまり株価200円、単元株数100の株式があった場合に、これを購入するには
200 × 100 =2,000円が必要となります。

ただ、いくつかの証券会社は単元株に満たない株数で買えるサービスを提供しています。
これによって買った株を未単元株と言います。
単元未満株のメリットは手元資金が少なくても購入できる点です。デメリットは
売買手数料が単元株購入に比べて割高というところです。

テーマを買うのに未単元株は便利

単元株でテーマを構成しようとするとしたとします。ゲームというテーマを選んだとします。
利用するテーマ株購入サービスがゲーム株として任天堂を
ポートフォリオ(株式の構成)に入れていたいとします。
しかし、任天堂は単価が高く、48,000円します。つまり、単元株で買うには
480万円も必要です。さらに、テーマ株なので、当然、ほかの会社の株式も
購入が必要となり、480万円以上はかかってしまいます。

一方、単元未満株での購入が可能であれば、最悪、任天堂株式を
1株分だけ、つまり48000円で買うことができます。

S株 Now!やFolioを使うかの判断

テーマ株式購入は、投資信託的要素を持っています。つまり、
証券会社側に選定を任せる分、多少の手数料を支払う、という仕組みです。

そのため、もともと銘柄を選定する時間、資金になんら難がない
人はあえて、この手のサービスを使う必要はなく、自力でテーマ株を
構成すれば良いとなります。

テーマでの投資をしたい、が、選定する時間がない、資金に難がある、
そんな人はこれらのサービスが向いています。

S株 Now!とFolioどちらにするかの判断

ポイントをまとめます。ちなみにSBI証券の単元未満株のことをS株と
呼んでいます。

  • S株 Now!はSBI証券のサービスなのですでにアカウントを持っている人は
    利便性が高い
  • S株を単元株数分まで購入した場合には通常株としての売却も可能(手数料が安い)
  • 手数料はどちらも購入・売却手数料で0.5%+税
  • S株 Now!は、購入後は個別のS株として売買する。Folioはテーマ単位での売買
  • Folioはテーマ単位での運用になるため、リバランスがある
  • S株 Now!はS株同様に成行でのみ購入可能
  • Folioは前場寄り付き・後場寄り付きの2回でのみ購入可能

上記から分かるようにS株 Now!は単元未満株(S株)を簡単に買うためのサービス
Folioはテーマ単位で売買するためのサービス
です。

性格的には、S株 Now!は手間がかかるけど柔軟な投資方法が選べる。
Folioは手間はかからないが柔軟ではない投資方法といえるでしょう。

また、S株 Now!をするか、S株で個別に買うかはS株での購入の方が
手数料が高く付くので全く同じ銘柄をまとめて買うならS株 Now!が
いいでしょう。

短期売買でなければ、より、本質的なテーマ投資に近いのはFolioと言えるでしょう。
リバランスなどを考えると手数料0.5%は安いと思います。
まだFolioはΒサービスでサービスインすると出金手数料を取るみたいです。

一方で、この手数料でFolioの運営がやれるんだろうか、という疑問もあります。
SBI証券と比べて財務的な体力は弱い(だろう)のは弱みだと思います。