[簿記]11 費用と資産を別に理解することが必要

費用と資産を別々のものとして認識しましょう

簿記の上で、費用と資産は全然異なるものです。

100円のペンを購入したら費用です。
50万円の車を購入したら資産です。

別に費用も資産も似たようなものでしょ?と思っている方がいたら簿記を学ぶ上では分けて理解しましょう。
これも損益の概念と同じく「個人がどう思うか」ではなく「会計上・税務上異なるものであるから」というのが端的な説明です。

実際に、財務諸表の上でもペンの購入費用は(基本的に)損益計算書に現れます。費用は損失を示します。また、貸借対照表にも利益剰余金として現れますが一旦混乱するようでしたらまだここは意識しないでいいと思います。

一方、車両資産の購入は全額は損益計算書には現れず、貸借対照表に現れます。
減価償却という形で期末に一部が費用として損益計算書にも現れます。

財務諸表で表れ方が異なる取引になりますので確実に別に分けて理解が必要です。

一般感覚と異なるかもしれませんが、車を購入しても、費用ではなく、あくまでも現金を車という資産に振り替えた、と理解するのがより正しいです。

「私は車の購入も費用だと思っている」と思っていても簿記ではルールに合わせて理解するようにしましょう。ルールを統一することで第三者が財務諸表を理解するための齟齬が起きないように記載するのが簿記、ということになります。

具体的に何が資産になるかは、税務上であれば国税庁のWebで調べることができます。

マネーフォワードでは以下のように資産を説明しています。

資産とは、会社の経営において、すでに保有している財産だけではなく、将来会社に収益をもたらす可能性があり金額で評価できるものを指す

なお、税務上、一定の条件を満たすことで試算ではなく費用計上できることもあるため、実務上はパソコンであれば必ず資産、などと確定するわけではないので留意が必要です。

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